アルコール依存症になるのは
意志が弱いから、性格的な問題
内閣府政府広報室(2016)
「アルコール依存症に対する意識に関する世論調査」
2016年に行われた世論調査では約44%の国民が、アルコール依存症になる原因として「意志の弱さ」と答えています。
あなたがお持ちの印象はいかがでしょうか?
依存症は、うつ病や統合失調症などと同じく、医学的に認められた精神疾患です。これらの病気の原因が意志の弱さや性格の問題でないのと同じく、依存症になる原因も本人の意志の弱さや性格によってなるものではありません。
精神医学や心理学の研究によって解明されてきている原因を学び、正しい知識を身につけましょう。