依存症になるメカニズム4

摂取したアルコールや薬物が体内から抜けてきたり、摂取をやめたり、減らしたりすると不快な離脱症状が起こります。

離脱症状は摂取した物質にもよりますが:

  • 頭痛
  • 発汗
  • 吐き気、嘔吐
  • 寒気
  • イライラ
  • 血圧・心拍数の上昇
  • 不安
  • 体の痛み
  • 意欲の低下
  • 手または体のふるえ
  • 不眠
  • 痙攣
  • 発熱
  • 幻覚、幻聴

などがあります。

ギャンブルやゲームに依存している場合も、イライラや落ち着きのなさ、気分の落ち込みなど一部の離脱症状が起こると言われています。

このような辛い症状を緩和するために、アルコールや薬物、ギャンブルやゲームを再度使用してしまうことが多く、本来は「やめたい」、「減らしたい」と思っていても自分の力だけで変えることが難しいのです。

  • 注1:これらは離脱症状の一例です。この症状に当てはまらない場合もありますので、早めに専門医療機関を受診しましょう。
  • 注2:離脱症状によっては命の危険にかかわるものもあります。断酒・断薬を行う際は専門医療機関の受診をお勧めします。