薬物依存症の特徴と症状

依存性のある薬物には大麻や覚せい剤などの違法薬物だけではなく、不安の症状の軽減や睡眠を助ける薬など医師から処方されるものもあります。

そのため、薬物を使い始めた理由は:

  • 「心身の問題や痛みを軽減するために必要だったから」
  • 「好きな人や憧れの人が使っていたから」
  • 「仲間からのプレッシャー(または脅し)で断れず」
  • 「友人からもらったお菓子に薬物が入っているとは知らされていなかった」

など多岐にわたります。

どの様な理由で薬物の使用を始めたとしても、本人や周囲の人々も気づかないうちに進行してしまうのが薬物依存症という病気です。

また、アルコールと異なり、薬物は隠れて使用する人が多いため、家族や周囲の人は全く気付いていない場合もあるかもしれません。

ご本人またはご家族・周囲の人が気づく特徴として:

  • 最近生活のリズム(食事や睡眠)が乱れている
  • 自室にこもっている(または家にいない)時間が増えた
  • 気分が不安定(イライラ、無気力など)なことが多い
  • 交流する仲間のタイプが以前と変わった

などのサインが見られます。