ギャンブル依存症の特徴と症状

ギャンブル依存症の医学病名は「ギャンブル障害」と言います。

本人や周囲の人々も『ギャンブル好きだな』と気軽に考えている間に進行してしまうのがギャンブル障害という病気です。

最初は:

  • 「友人・先輩から誘われたから」
  • 「当たりが出たらラッキー」
  • 「気分転換に」

と気軽に始めたギャンブルも、いつの間にかギャンブルに費やす金額や時間が増え、資金繰りに困るようになります。

そして・・・

  • 「ギャンブルで負けた分はギャンブルで取り返そう」
  • 「負けが続いたから、次こそは勝てるはず
  • 「今日は運が良いから勝ち続けられる

など論理的でない考え方をし始めるのもこの病気の特徴です。

次第にギャンブルの費用を工面するために、貯金を使いこんだり、所有物を売ったり、家族・友人・同僚などにお金を借りることも増えてきます。先述の論理的でない考え方も影響し、その借金の返済のために、またギャンブルをしてしまいます。ご家族は「お財布にあったお金がない」などと早々に気付く場合と、ある日突然借金の督促状が届いて驚く場合もあるでしょう。

※一回の賭けで当たる確率が50%、負ける確率が50%の場合、負け(または当たり)が何回続いていたとしても、次に賭けた時に当たる確率は変わらず50%、負ける確率も50%です。