「変わりたい」の度合いをアセスメント

無関心期、関心期、準備期にある相談者・患者さんに無理やり依存対象物から離れることを勧めても反発を引き起こしてしまうこともあり、逆効果です。

このような場合には、相談者・患者さんの「変えてみようかな」、「変わりたい」というモチベーションを引き出すような働きかけが効果的です。

実行期、維持期にある方へは治療・支援を開始し、継続するために協力することが有効です。

DiClemente, C. C. & Velsaquez, M. M. (2002)
Motivational Interviewing and the Stages of Change.
In W. R. Miller & S. Rollnick(Eds.) Motivational Interviewing:
Preparing People Change (2nd Ed). 201-216.
ウイリアム・R・ミラー、ステファン・ロルニック著、
原井弘明監訳:「動機づけ面接(下)」星和書店、2019年