ソーシャルワーカー関係団体協議会委託研修
「もしかしたら依存症かもしれない。どのようにかかわったらいいのだろう」「かかわりたいけど一人では難しい」と、現場で悩んだり困ったりしてませんか。
依存症は、自分自身も身近な周囲も病気とわかりにくい、慢性で進行性の病です。健康問題、貧困、家庭不和、自死、虐待などの社会的問題を背景とする生きづらさなどから、依存対象に頼らざるをえなくなり、いつの間にかコントロールが効かなくなってしまうものです。深刻化する前に少しでも早く気づき、治療や支援につながる必要があります。しかし現状は、支援者でさえも「見ようとしないと見えない」問題であることから、治療に繋がっている人は少なく、繋がるタイミングも遅くなりがちです。
研修の目的は、このような「トリートメント(治療・支援)・ギャップ」の解消を目指し、都道府県等における依存症の支援に必要な人材養成を推進し、都道府県等において指導的な役割を果たす専門家を養成することです。
研修の到達目標は、アルコール・薬物・ギャンブルを中心とする依存症全般の基本的な知識やソーシャルワークをベースにした早期発見・早期介入の支援技術を知り、かかわる意欲を高め、実践できるようになることです。令和6年度は、公益社団法人日本精神保健福祉士協会が依存症対策全国センターより受託し、ソーシャルワーカー5団体が合同で主催します。
- 研修日時:
オンデマンド視聴研修 2025年1月11日(土)~2025年3月1日(土)12時59分まで
オンラインライブ演習 2025年3月1日(土)13:00-16:00 ~ 3月2日(日)10:00-16:30 - 実施方法:ZOOMによるオンライン研修
- プログラムはこちらから
- 定員:100名
- 研修対象:医療従事者(医師を除く社会福祉士*、精神保健福祉士*、作業療法士、看護師、公認心理師等)、医療従事者以外のソーシャルワーカー*
*主催団体の会員以外の方も応募可 - 受講料:無料
- お申し込み資格
1)現在、現場で依存の課題を持つ患者、利用者、家族などにかかわっている、かかわる可能性が高いこと。(特に、依存の支援環境が整っていない場に身を置いている)
2)オンデマンド研修の受講完了後2日間のオンライン演習を受講できること
3)効果測定に協力できること - 受講決定について:
定員を超えた場合は、地域のバランスや職種・受講動機などを考慮して受講者を選考いたします。選考結果は、2025年1月8日(水)までにメールで通知いたします。
※メールを受信できるようにあらかじめ設定をお願いします。 - お申込み方法・研修詳細(*個人情報は、本研修に関わること以外には使用しません。):
日本精神保健福祉士協会ウェブサイトの本研修ページからお申し込みください。研修の最新情報もウェブサイトにてご確認ください。
URL:https://www.jamhsw.or.jp/a/swr_addiction2024/
QRコード: - お申込み期間:
2024年9月13日(金)~2024年12月19日(水)23時59分まで - 修了証書:
研修修了者には修了証書を授与します。
※所定時間を受講されていない方は、修了証書を交付できませんのでご留意ください。 - お問合せ先:公益社団法人日本精神保健福祉士協会 事務局(担当:小澤)
事務局開局時間:9:30~17:30(土日祝を除く)
電話:03-5366-3152 メールアドレス:office@jamhsw.or.jp
◆受託団体:公益社団法人日本精神保健福祉士協会
◆企画・主催:汎用性の高い依存症支援の修得を目指すソーシャルワーカー関係団体協議会
(一般社団法人日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー協会、公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会、公益社団法人日本社会福祉士会、公益社団法人日本精神保健福祉士協会、特定非営利活動法人日本ソーシャルワーカー協会)